ホワイトニングって痛むの?
歯を白くする「ホワイトニング」は、清潔感や健康的な印象を与え、笑顔をより魅力的にします。
コロナ禍が明け、マスク生活から解放されてご興味を持った方も多いと思います。
しかし、ホワイトニングによって痛みを感じることがあるという声も聞かれます。今回は、ホワイトニングによるお痛みについて詳しく解説します。
痛みを予防する方法や、対処法についても解説しますので、ホワイトニングを検討中の方は参考にしてください。
ホワイトニングは歯を白くするために効果的な方法で、痛みが出ないことがほとんどですが、人によっては痛みを感じる場合があります。
ホワイトニングで痛みを感じる主な原因を挙げていきます。
- 虫歯・歯周病
- 薬剤による知覚過敏
- 歯茎への刺激
- 歯のひび割れ
虫歯・歯周病
虫歯や歯周病がある状態でホワイトニングをすると痛むことがあります。虫歯により歯の表面のエナメル質が溶かされ、象牙質が露出している状態でホワイトニングをすると痛みが起こることがあります。また歯周病によって歯茎が下がり、歯の根が露出している状態でホワイトニングをすると痛みが生じることがあるのです。
薬剤による知覚過敏
ホワイトニングで使用される薬剤は、歯の表面に作用するのではなく、歯の内部に進行し着色物質を分解します。このとき神経に刺激が伝わることで知覚過敏が起こります。これにより痛みを感じることがあります。
歯茎への刺激
ホワイトニングの薬剤が歯茎に付着すると、刺激によって炎症が起こり痛みを感じる場合があるのです。
歯にひび割れ
歯がひび割れた部分にホワイトニングの薬剤が入り込むと痛みを感じることがあります。
対処法は?
ホワイトニングで痛みを感じたときの対処法は、以下の通りです。
歯磨きやうがい
ジェルなどの薬剤が口内に残っていると痛みの原因となるため、うがいや歯磨きをして洗い流しましょう。
知覚過敏用の歯磨き粉の使用
知覚過敏用の歯磨き粉には歯をを保護する効果があります。ホワイトニング前後に使用することで、痛みを軽減できる可能性があります。
痛み止め
痛みが強い場合には、歯科医師の指示のもとで服用もおすすめです。
刺激物、硬いものを避ける
ホワイトニング後に食事をするときは刺激物や硬い食べ物を避けましょう。具体的には、辛いものや冷たいもの、熱いものなどです。硬いものもひびを深くしてしまうかもしれません。
歯科医院への受診
上記の方法を試しても痛みが改善しないときには、歯科医院を受診しましょう。歯科医師が痛みの原因を調べ、適切に対処してもらえます。
ホワイトニングによる痛みは、多くの場合、数時間〜数日程度で自然に治まるでしょう。
しかし、ホワイトニングによる痛みが2日以上続く場合は、別の原因も考えられるため、歯科医院に相談しましょう。
以上のことからホワイトニング前から歯科検診を受けておくことで、ホワイトニングによる痛みを予防できると思います。
当院ではいきなりホワイトニングではなく、歯科検診を行ってからホワイトニングを行います。その際、注意事項の用紙をお渡ししますのでご確認の上施術していきます。
ご興味ございましたらお気軽にお声掛けください。