秋の歯科検診

こんにちは。昼と夜の寒暖差が大きくなってきて、風邪を引きやすい季節になって参りましたね。

 

良い歯の日である11月8日に、にしはらさくらさく保育園で秋の歯科検診を行いました。みんな頑張ってお口を大きく開けてくれました。

乳歯は永久歯より虫歯になりやすく、進行も早いので注意が必要です。また歯は生え始めて直ぐは、お口の中の色々な環境に対応する力が弱く、虫歯になりやすいと言われています。

さらに幼児は味覚の形成がまだ未発達なので、この時期に甘いものを与え過ぎてしまうと虫歯のリスクもそうですが、将来的に味覚にも影響する事が解ってきています。

かと言って全く砂糖無しというのもリスクがあります。成長に必要なものですし、本人にとってもストレスが強くなってしまいますからね。今は幼児にも与えて良い人工甘味料もありますし良い時代になりました。ただし、おやつやジュースなどの時間と量は必ず決めてください。だらだらとお口の中に糖分があると、それこそ虫歯のリスクが上がります。決まった時間にする事で肥満予防にも繋がります。おやつの後も歯磨き出来れば良いのですが、出来ないならうがいをする事でも効果があります。少しでも砂糖の濃度を減らせれば良いと思います。

 

また大人からの虫歯菌の感染も注意して下さい。昔は大人が咀嚼した物を与えたりしましたがそれはご法度です。今ではキスでも虫歯菌感染のリスクがあると言われいます。家族みんなで虫歯予防が大切という事です。